整理収納サポート実例
<リビング&玄関収納>加古川市T様
*モニターT様*
・小学生の女の子ふたりとご主人の4人暮らし
・3LDKマンション
▫︎現状▫︎
公私ともに、私が知る限り一番モノの少ないおうちです!
ホント、うらやましいくらいのモノの少なさです。
ただ・・・
・モノは少ないはずなのに部屋がすぐに散らかる
・欲しいモノがすぐに出てこない
・必要なモノをとるために、あっちに行ったり、こっちに行ったり無駄な動きで時間をロスしている
・モノが散乱するため、いつも片付けないと・・と思っている
というお悩みがありました。
▫︎理想の暮らし▫︎
・毎日の家のことでわずらわしい思いをしなくてもいいように、
考えなくてもスムーズに生活出来る仕組みを作りたい
・早く家事を終わらせて、好きなことをゆっくりしたい
・モノの置き場所が決まっており、家族がそれを共有している
・床にモノがなく、クイックルワイパーでさっと掃除を済ませたい
▫︎問題点▫︎
現状を拝見し、お悩みをお聞きしたところ、
ずばり!問題は・・・
「モノが使う場所の近くにない」
「家族の行動とモノの収納場所がバラバラになってしまっている」
ことでした。
▫︎整理収納のポイント▫︎
・モノを使う場所の近くへ
・家族の動線を意識
・子どもたちもお手伝いができる
・子どもたちが自分で戻せる
を目標として、作業を始めました!
▫︎全てのモノを出す▫︎
今回は、リビングの収納と玄関脇の収納が連動しているため
同時にその二つの作業を行いました。
不要なモノはほとんどありませんでしたので(素晴らしい!)
リビング、玄関脇、と使う場所によってモノを分けていきました。
▫︎before→after▫︎
before(1、リビング収納)
リビングダイニングのとってもいい場所にある収納。
よく使うモノがまとめられている感じでしたが、
あまり使わないモノが使いやすい高さ(ゴールデンゾーン)に置いてあったり、
また、リビングでよく使うモノがここにはなく玄関にあったりしました。
↓
after
私と一緒に作業をした、とりあえずのafter。
写真にはありませんが、
この後、アドバイスをもとに、T様ご自身で改善された部分は
青字で示しています。
上から
(1)
・時間を作って弾きたいと思っているエレクトーンの楽譜
・時々確認するキッチン関係の家電取扱説明書
・デジカメやビデオ、スチームアイロン
・PTA役員関係の書類
・子どもたちに触れてほしくないモノ
(2)
・T様の棚(メイク道具、普段使いのカバン、エコバック)
(3)
・トイレットペーパー、ティッシュのストック
・紙袋、ひも、ガムテープなど
・お茶がこぼれたときなどに使う汚れてもいいタオル
・アイロン、掃除道具
(4)
・アルバム類
ここ、すごくいい場所にある収納なのですが
少し棚板が少なく、空間を上手に利用しきれない感じがありました。
ですのでやむなく、あまり読んでいないという子どもたちの本を子ども部屋に移動し、
ホームセンターなどで棚板を購入できることをご提案して帰りましたら・・
→早速購入し棚板を増やし、ここにあった子どもたちの本も戻されたそう!
(やはり子どもたちから、本はリビングに戻してほしいとの要望があったそうです。)
<ご提案>
・棚板は増やせること
・デジカメやビデオ、毛玉取り機やスチームアイロンなどは、それぞれ
ここでは例えば、棚の奥行きにぴったりの無印良品のメイクボックス
(あるいはダイソーの積み重ねボックス)などに
ケーブルごと分けていれて、ラベリングしておくことで、
使うときにボックスごと取り出せますし、
見た目もすっきりすること
などをご提案しました。
before(2、玄関脇収納)
こちらにティシュのストックが。
ティッシュを使用するのは主にリビングなので
なくなるたびに玄関まで取りに来るのがちょっと一手間。
しかも高い位置なので子どもたちに頼めず
T様が取りに来なければなりません。
また、一番下には
年に1回も見ることのないマンション購入時の契約書関係やローンの書類などが!
そのほかにも、
入居時になんとなく倉庫的な感覚で置いたものがそのままになってしまっていました。
↓
after
とりあえずのafter。後述のご提案をしました。
上から
(1)普段あまり使わない取扱説明書類など
(2)ご主人の外出グッズ(背の高いご主人なので使いやすい高さになります)
(3)カイロ・ポケットティッシュなど外出時に持って出るもの
(4)子どもたちのアウター・バック・手袋など仮置き
ここにあったマンション購入時の書類一式は
和室押入れの天袋へ!
ティッシュのストックなど、リビングでよく使うモノは
最初に書いたリビング収納へと移動しました。
<ご提案>
一番下、(4)のスペースに、子どもたちの普段のアウターなどを。
つっぱり棒でポールを渡し、ハンガーにかける方法もよかったのですが、
この収納、ハンガー幅の奥行きがなく、
また、子どもはハンガーにかける作業って意外と面倒なようで
ハードルがあがってしまうため(つまり結局出しっ放しとなります)、
あえてハンガーにせず
フックなどを設置し、フード部分や襟の部分でかける収納をご提案しました。
→早速コートフックを4つ設置したそうです!